代表挨拶 of LAC 北九州 陸上競技ランニングクラブ

あいさつ

船津京太郎 LAC代表

 LACは今年の1月14日をもって設立5周年を迎えます。これも、我々の活動理念にご理解をいただいた地域の皆様のおかげと感謝しております。
 さて、昨年は新しい試みとして「北九州チャレンジアスリートU-12」、「アスリートのための栄養講座」などを開催しました。また、「親子でじゃれっこ・かけっこ教室」を北九州市との協働提案モデル事業として開催できたことは大変喜ばしいことです。この「じゃれかけ」は今年の3月まで継続して開催されます。これらの事業は一貫して「子ども」に係わることです。これは適切な運動プログラムを通して子どもの健全育成に寄与することがLACの活動理念の一つであるからです。同じような陸上競技のクラブは多く存在しますが、「走る」ことに重点を置き過ぎて、ゴールデンエイジ期にあたる小学校期にしか発達しない機能に蓋をしているように見えます。「走る」量を増やせば足は速くなるのか。答えは「なります」。
 しかしこれは一時的に、現時点で周りの子どもと比較しての話です。陸上競技場の中をただ走るより、鬼ごっこをやるほうが種々の体力要素が刺激され、将来的にその効果が発揮されたりするものです。鬼ごっこのような遊びの効果など大人はなかなか思いつきませんが、現にトップアスリートの中では、「子供のころは常に外で遊んでいた」、「野山を走り回っていた」人はかなり高い割合で存在します。LACのプログラムの冒頭に

鬼ごっこ系のウォーミングアップを行っているのもこのような理由からです。実はこのように「走る」ことは子どもにとっては諸刃の剣になることがあるのです。さらに、同じラダードリル、ミニハードルドリル等を行うにも指導の「ポイント」を間違えると全く効果がなく、かえってやらせなければよかったという結果になります。悲しいかな、このような運動は見よう見まねで「指導?」できてしまうのです。我々はこのような運動を指導する「プロ」としての自覚を持つと同時に、警鐘を鳴らし続けたいと考えております。
 また、昨年はアスリートチームとランニングチームの活躍には目を見張るものがありました。特にアスリートチームの中には設立当時から生粋のLAC育ちという選手が小学5年生から中学3年生までの間、同学年の中で福岡県No1であったことは我々にとって誇りであると同時に、我々の理念の実証例として大変なよろこびを感じています。さらにその種目が100mという種目であったことは子どもたちの憧れとなったことでしょう。
 6年目という節目の年にあたる今年は「家族で走る駅伝」、「ジュニアクロスカントリー」などの構想を描いております。これらのイベントを行うことは子どもたちに運動する場を提供し、目標に向かって頑張る姿勢を作ることに寄与すると信じております。
(LACニュースレター平成23年1月号より)